USのあらすじ

アメリカはサンタクルーズで育った少女。あることがきっかけでトラウマを抱えることに。

その少女が大人になり、家族を持ち、その一家で同じ場所を訪れると思い出が一気にフラッシュバック。

そして自分たちそっくりの家族がいきなり玄関に現れ、その分身のような自分たちと戦うことになる、アクションたっぷりのホラー映画。

自分たちの分身たちがどこから現れたのか、なぜ襲うのか、わけの分からないまま戦い続ける一家。

爽快なアクションシーンがたっぷりで、スピード感があり、見終わった後は不気味な気分ではなく、すっきりとした気分になります。
父親役の絶妙なコミカルさが全体の空気を笑いに変えてくれます。

音楽性も非常に高く、どこかアートを感じさせるシーンもたくさんあります。

総合評価 

評価:★★★★☆ (良い)
印象:笑える・怖い・興奮

ホラー映画が苦手な私でもとても楽しんで見れたので、★4の評価です。満点では無い理由は、予告編の怖さと本編の怖さに差があると思いました。

予告編を観たとき、これは絶対に観れない。と思っていました。ひょんなことから、彼氏に説得され観に行くことに。。。

絶対絶対怖い!と思って観てみるとコミカル要素が盛り込まれていて、ホラーというよりはアクション映画という印象が大きかったので、安心してみれた点ではとても気に入っていますが、予告編と本編のギャップに拍子抜けしたので、★4です。

USのここが良かった

人種差別の壁を超えるような作品

最近、人種差別が問題になっているハリウッド映画。

黒人一家を主役に起用し白人家族も登場し、人種差別の壁を超えるような作品になっているのは評価できるポイントだと思います。

ホラー映画なのに爽快感があるところ

どうしても見終わった後に不気味な気分や、いやーな気分になり、後をひくのがホラー映画の苦手なポイントでしたが、USは全体的にスピード感があり、見終わった後もあとをひくことなく、すっきりとした気分で映画館を出られるのがいいなと思いました。

絶妙にコミカル要素を取り入れている

主役の一家は明るくて楽しい一家なのですが、特にお父さんが全編通してコミカルで、そこに大変助けられました。

ホラー映画で声を出して笑ったのは初めてだと思います。笑えるホラー映画はいいなと感じました。

話のつくりがシンプルで分かりやすい

ストーリーがシンプルで、ややこしいヒントなどが無く、分かりやすかったです。

分かりやすいのに、それでも、最後までこうかな?と勘繰る部分があったりしてストーリーのつなぎ方が面白いと思いました。

そして最後に種明かしがいい具合に明らかなので、エンディングですっきりした気分になったのだと思います。

印象に残ったセリフ・シーン

お父さんの戦うシーン

お父さんが戦うシーンはいくつかあるのですが、どれも面白くて笑えます。最初に分身の家族に話しかけるシーンは、分身一家を怖いものと思っていなくて、普通に話しかけるので最高でした。

そして攻撃されそうになると、お金が欲しいなら今からでもATMに一緒に行こうといつまでも普通の人として対応しているシーンが印象的です。

バレエのシーンがきれい

主演の女性が自分の分身と戦うシーンで、子供のころのバレエの発表会のシーンとクロスするのですが、戦い方もダンスの動きが混ざっているようで、とてもきれいでした。

音楽も怪しげで怖い音が流れているのですが、その中にクラシックバレエっぽく、バイオリンの音が入っていたりして、とてもよかったです。

また、シーンの撮り方がシルエットが中心になっていて、クラシックバレエとモダンバレエを絶妙に組み合わされていて、印象に残りました。

ダメだった所や改善点は?

冒頭に流れるTVのCMシーンが最後現実とリンクするのですが、その意味が最後まであまり説明されなかったので、観終わっても疑問に残ったままになってしまったので、もう少し説明があればな。と思ってしまいました。

こんな人にオススメ

ホラー映画が苦手で観られないという方でも観れる作品だと思います。カップルで映画鑑賞するのにおすすめします。

デートで映画鑑賞するとき、観たいジャンルが限られる気がします。いつも彼女に合わせて女子っぽい映画を観ているなら、たまにはこういうアクション系を観ると彼氏は楽しめると思います。

ビーチやダンスシーンもあって、コミカルな要素もあるのでホラー系が苦手な彼女でもこれだったら観れると思いますよ。

ただ、大勢で観るほうが怖さも薄れるので、デートで観に行くなら公開されてすぐの人が多い時ほうがおすすめです。