あらすじ
スーパーに勤めるマヤは昇進を期待していたが、大卒でないということを理由に昇進させてもらえなかった。

失望するマヤを助けようとする友人が、F&Cという大企業にマヤの履歴書を送り、すぐにマヤは面接を受けることになった。

しかし、マヤの履歴書には「ハーバード大学卒業」などとウソばかり書かれていた。慌てるマヤだったが、社長はマヤのことをすっかり気に入り、コンサルタントとして採用されることになった。

マヤは、ウソの履歴で就職するのは良くないと思うが、チャンスを逃してはいけないという友人の説得もあり、ウソをつき通すことに決める。

F&Cでは社長の娘で副社長のゾーイと新商品開発で競う事になる。マヤは自分のチームを結成して、会社の利益を生み出す商品開発に力を入れる。

しかし、マヤを快く思わない同僚が、マヤを怪しみ、履歴を調べ始める。マヤの正体はバレてしまうのか…?!

総合評価 

評価:★★★★☆ (良い)
印象:笑える・楽しい・興奮

学歴のない主人公のサクセスストーリーは見ていてワクワクしました!

会社から与えられた難しい課題にチャレンジするシーンはとても興味深かったです。ストーリーに主人公の過去の秘密が絡んできて、ラストに繋がるのも良かったです。

主演のジェニファー・ロペスがカッコ良くて、ファッションも参考になりました。それに、脇役で登場するおばちゃんキャラが面白かったです。

全体的に十分楽しめたんですが、ストーリーにありきたりな部分があったのと、主人公の彼氏役がイマイチだったので、評価は★4としました。

セカンド・アクトのここが良かった

学歴のない女性が、チャンスを掴み、挑戦する姿にワクワク

ウソをつくのは良くないけれど、主人公のマヤは優秀な女性で、学歴がないというだけで、本当に会社のために働き、貢献できる女性なんです。

それに、消費者のことを一番に考える姿勢にも共感できました。F&Cのスタッフは、みんな有名大学を卒業してるのに、スキンケア商品の成分をごまかしていたり、不正ギリギリなことをしているんです。

利益さえ出ればいいと思っています。学歴がなくても一生懸命仕事に取り組み、購入する人のことを第一に考えるマヤが、学歴はあっても性格が悪く、利益優先で客のことを小バカにするスタッフを打ち負かすストーリーは爽快でした。

印象に残ったセリフ・シーン

自分の子供と運命の再会をするシーンに感動

マヤには養子に出したきり、ずっと会えなかった子供がいるんですが、その子と再会するシーンは、マヤの母親としての愛情を感じました。

子供を手放したマヤには事情があったんですが、ずっと子供のことを思っていました。

ジェニファー・ロペスが演じるマヤには、学歴がなくても仕事に真剣に取り組む女性の姿と、我が子を手放して後悔する母親の姿があるんです。

マヤが悩みながらも自分の生き方を見つけようとする姿に共感しました。

「あなたが私の人生で最高の贈り物」

マヤから娘へのメッセージの一部なんですが、「あなたが私の人生で最高の贈り物」というセリフに涙がでました。このセリフに母親としてのマヤの思いが強く込められているなあと思い感動しました。

マヤは自分の子供が赤ん坊の時に養子に出しているんですが、成長した我が子と意外なところで再会するんです。ある理由でマヤは子供を育てられなかったんですが、子供がどうしているか、ずっと気になっていたんです。

母親として何もしてやれなかったマヤだけど、自分が産んだ子供を宝物のように思っていたという気持ちがセリフに表れています。

最高の贈り物という表現の仕方に愛情がこもってますよね。

「誠実に君と恋をしたい。ウソの関係は長続きしない」

マヤの元彼のトレイが「誠実に君と恋をしたい。ウソの関係は長続きしない」と言うシーンが印象的でした。

このセリフからトレイが本当にマヤを愛していることがわかります。「誠実な恋がしたい」とストレートに言うトレイの姿を見て、男性にこんな風に言われたらいいなと思いました。

マヤはトレイにウソをついていたわけじゃなく、養子のことを言わなかっただけなんですが、トレイはマヤと結婚したいと思うほど真剣だったんです。

なんでも話して欲しいと思っていたんですね。過去も悩みも全部受け止めたいと思うトレイがステキです。

こんな人にオススメ

職場で嫌なことがあって落ち込んでいる人に見て欲しい映画です!

自分より仕事のできない先輩や上司から仕事の失敗を指摘されて嫌な思いをしたり、自分の方がうまくできるのに、仕事を任せてもらえず、イライラするようなことは誰でもあると思います。

そんな嫌な思いをしている人なら、マヤが頑張る姿を見て元気をもらうことができると思います。

消費者が喜ぶ新商品を開発するマヤは、同僚から嫌がらせを受けても、最後まで諦めずに理想の商品を追求します。

やる気のあるマヤの姿を見ると、「自分もがんばらなきゃ!」と思いますよ。

私の思い

学歴や職歴を偽造するのは絶対にしてはいけないけれど、学歴がないからとか、有名大学を出ていないからという理由で自信を無くしちゃいけないな、と思いました。

良い学歴を持つ人と同じスタートは切れないかもしれませんが、努力すれば認めてくれる人は必ずいるんじゃないかと思います。

ついつい人と比べて、自分を下に見てしまうことがあるけれど、この映画を見て、これからは自信を持っていこうと思いました。