あらすじ
フレディ・マーキュリーとその友人たちはまだ学生だった頃にバンドを組みます。自分たちの個性と才能を信じて破天荒な音楽作りを続けた彼らは音楽プロデューサーの目にとまり、メジャーデビューをすることに。

そこから彼らは、観客を巻き込んだ演出、ロックとしては前代未聞だったオペラ調の音楽など、それまでの常識を打ち破った数多くの名作を生み出し、伝説のバンドへと成長していきます。

一方で、バンドないに不和も生まれていました。小さな不満が蓄積し、フレディはソロの契約をしてしまいます。一時、バンドは解散状態に。

しかし、自分にとって大切なものを見直し、復活を誓ったフレディは再びメンバーに頭を下げ、バンドを組むことになりました。しかしその頃すでにフレディの体は、エイズに蝕まれていました。

世紀最大のロックフェスにて、復活を遂げたQueen。復活を遂げてのち、フレディは数々の伝説とともに、エイズによってその短い人生に幕を閉じたのでした。

総合評価 

評価:★★★★★
印象:興奮

一番の理由として、演出が秀逸。この映画は、実在する伝説のバンド「Queen」のボーカル「フレディ・マーキュリー」の生き様を伝える映画。

ドキュメンタリー風の演出、随所に散りばめられた音楽シーンなどがその「リアルさ」を表現し、よりその生き様をリアルに感じる事ができる。

そして次に、そのストーリー、すなはちフレディの生き様。ただただ己の可能性だけを信じて突き進みロック界の未開の地を切り開いたその姿は、観ていてただただ感動。

主となる物語を生かす見事な演出、俳優のリアルな演技、文句の付け所はありません。

ボヘミアン・ラプソディのここが良かった

失敗を恐れない

この映画をみて一番よかったと思ったところは、「見た後に勇気をもらえる」と言うところです。一度解散状態になったQueenが再度復活を果たすシーンは、感動しました。

一度ボロボロになったからこそ、その復活の音楽は心に響くものがありましたし、そもそも一度壊れたものをやり直すと言うその勇気そのものが格好良い!と思いました。

こうやって人間は失敗を繰り返しながらも「伝説」へと成長して行くのかと思うと、「自分もどんどん失敗しよう!」「自分でも何か大きなことできるかもしれない!」と勇気をもらえます。

挑戦する勇気

また、冒頭、Queenが周囲の批判も気にせずにただただ自らの才能と可能性だけを信じてロック界の常識を打ち破って突き進んで行く姿は、それこそ「勇気溢れる姿」です。

彼らは、当時の世間には全く受け入れられなかったことでも、絶対に良いものが生まれると信じてやり続けました。結果として、様々な新しい伝説を作り上げ、世界的なロックバンドへと成長していきました。

その姿を見ていると、今やっていないこと、周りには少し変に思われてしまうようなことでも、そこに自分の可能性と才能を信じる事ができるのであれば、勇気を出してやってみよう!と思う事ができました。

印象に残ったセリフ・シーン

一番印象に残ったのは、ラスト、一度解散状態になったQueen復活のライブのシーンです。

余計なセリフや演出を極力省き、本当のライブのような映像で、まさに自分が今Queenの復活ライブを見ているような錯覚に陥り、世紀の瞬間を目撃している気分になる事ができました。

会場を埋め尽くす観客と一体となって音楽を作り上げるその姿にただただ感動しました。

そして、やはり伝説のバンドQueenだからか、楽曲が良い!耳に残り思わず体を動かしてしまいたくなるようなリズミカルなメロディーのQueenの名曲たちのおかげで、印象深く素敵なシーンに仕上がっています。

完全に復活を遂げたその勇姿は、これが映画だとわかっていても目に焼き付き離れませんでした。

こんな人にオススメ

Queenのファン!と言う人は絶対に見るべき。これを見ずしてQueenファンは語れないでしょう。

Queenのポリシー、メインボーカルであるフレディの生き様など、Queenの魅力の原点となっていた数々のものを知る事ができるからです。

そのバックボーンを知れば、きっと楽曲に感じる印象も変わるはず。もっともっとQueenの曲を好きになる事ができると思います。

また、劇中に流れる数々の懐かしいQueenの楽曲は、ファンを歓喜させる事間違い無しです。