あらすじ

小笠原秋はクリュードプレイというバンドのベースを担当していた。

しかし、デビューする時にCDを聴いて自分達の演奏した音ではないことに、メンバーでたった一人だけ気がついてしまう。

音楽に対する良心から、自分の代わりにベースを演奏していた篠原心也をメンバーに入れてくれと頼む。

自分はプロデュースを担当することにした秋は、ある日偶然に街で出会った八百屋の娘でマッシュルームカットの小枝理子に気まぐれに声をかける。

そして正体を偽ったまま付き合うことにしたのだが、理子が趣味のバンド演奏をしていたところを見かけた音楽プロデューサーの高木総一郎に、バンドデビューしないかとスカウトされたことをキッカケに、彼氏が小笠原秋だと知ることになる。

そして、どんどん惹かれ合う二人を引き裂く事件が起きて運命が変わっていく。

総合評価 

評価:★★★★★
印象:楽しい・幸せ

憧れが全て詰まっていたからです。恋愛も夢もシンデレラストーリーだからです。

ヒロインの彼氏は、自分が大ファンのバンドのプロデュースをしている人。しかし正体を知らずに出会って付き合えるという恋愛はシンデレラストーリーです。

また、歌が好きで川沿いで歌っていたら「天才見つけちゃった」と声をかけられて、あっという間にデビューして人気者になるというのも芸能の世界でもシンデレラストーリー。

思わずヒロインになりたいと思ってしまい、かなり入り込んで見て楽しめた作品です。

カノジョは嘘を愛しすぎてるのここが良かった

人気の俳優が出演

バンドが大好きなのですが、クリュードプレイという三浦翔平さんや佐藤健さん、窪田正孝さんなど今話題の大人気の俳優さん達がバンド演奏をして歌っている姿がとってもレアでカッコよくてめちゃくちゃ素敵でした。

芸能界が垣間見れる

また、自分達の曲なのに演奏させてもらえない悔しさを滲ませるシーンやスタジオで練習している姿、歌番組の収録のシーンや雑誌の撮影、インタビューの場面など、いわゆる芸能界の裏側のような舞台が次々と登場するので物語なのにドキュメンタリーを見ているかのような錯覚になりました。

実際の芸能界もこんな感じなのかなぁと垣間見れたような気分になれておもしろかったです。

作曲作業が垣間見れる

佐藤健さんは音楽を作り出す天才的な役所でしたが、辛い時にメロディーがたくさん湧いてきてしまうという胸が苦しくなるシーンや、自分の家のスタジオでパソコンや機械を使いながら作曲している場面もとってもかっこよかったです。

なかなか音楽が好きでも、この曲がどんな風に生まれて形を変えて作品となったのかを見ることも知ることもできないですが、そういう隠された部分を覗き見している気分になれました。

恋愛要素もあり

でも、そういう部分だけというわけでもなく恋愛の要素もたっぷりとあって憧れてしまうようなキスシーンなども楽しめてバランスが良かったです。

印象に残ったセリフ・シーン

秋と理子がセッションするシーンが最高。

小笠原秋の家のスタジオのところで、思わず小枝理子が「クリュードプレイのこの曲のここが笑っちゃうんだよね」、といいながら口ずさんでしまったのをみて、秋がギターをかき鳴らし始めて、二人でセッションするシーンが鳥肌が立つくらい大好きです。

小枝理子役の大原櫻子さんの透き通るような歌声がとにかく感動しました。可愛らしい見た目なのに肺活量がすごくあって力強いのに繊細で美しい歌声に一瞬で心を奪われる感じがしました。それとは裏腹にポップな歌詞が面白いです。

そして、ギターをかき鳴らしながら彼女の歌声を始めて聞いた秋が「しまった、こんなに綺麗な声でこんなに歌が上手いのか」ということに気づいて、自分が理子のプロデュースを断ったことを後悔するところでは、

人を驚かせたり心を動かせる才能って本当に素晴らしいなぁと考えさせられ、何かひとつ特技があればこんな風に誰かの胸を打つことが出来るんだと感じました。

また、手慣れた感じでギターを弾く佐藤健さんの姿もとっても素敵でした。

さりげなくハモっていたりして役柄の小笠原秋も天才ですが、佐藤健さん自身も演技も上手でカッコイイのに、ギターも弾きて歌も歌えてスゴイ方だなぁと何重にも感動が重なったシーンでした。

こんな人にオススメ

バンドや音楽、芸能界が好きな方にとっては様々な裏側を見ている気分になれるのでオススメです。

実際に芸能界を知っているわけではないので、どれくらいリアルのかなどは分かりませんがこんなことも実際にあるのかなぁなどと想像が掻き立てられてとても面白かったです。

また、胸キュンシーンもたくさんあるので恋愛映画が好きな方も楽しめると思います。なかなかまっすぐ進まない恋にもどかしくなりますがキラキラした世界にいる二人の恋愛にドキドキが止まらないです。